ふたたびVリーグに行ってみた in 奈良

 Vリーグ、ふたたび。ジェイテクトSTINGSの奈良ホームゲームに二日間お邪魔しました。今回も感想や印象に残ったことを観戦記念にまとめてみます。

チーム応援の楽しさを体感

 今回はジェイテクトの応援に行くぞー!と心していったので、しっかりSTINGSのバルーン叩いてきました。応援チームが決まると一つ一つのプレーを観るときにもますます熱が入って楽しいですね。点が入ると嬉しいし、失点したらドンマイドンマイ!次決めよ!って気持ちになる。
 ちょっと周りを見渡せば自分と同じ表情の人がたくさんいて、知らない人だけど同じ気持ちなんだなって不思議な一体感を感じたりするのも良いな。
 
 とは言いつつも、おもしろラリーが続くとどっち応援してるかわからなくなってきて、相手チームが決めた時にも思わずうわ〜!!!って歓声あげてしまうんですけどね。ファインプレーの応酬で手に汗握るのは仕方ない!
 
 そんな感じで観てる間中ずっと緊張してるから、試合後すっごくへとへとになる。私も糖分が欲しい。バレーしてないのにね笑。

ジェイテクトSTINGS

 バルーンでの応援楽しい!そんなに難しくないので、とりあえず応援のプロの人たち*1の動き真似してたらできるのも良い。見逃したり、ブロックどっち止めた?!って悩んだ時も応援コールで名前呼んでくれるからなるほどな〜!ってわかるところもありがたかった。新規に優しいな。
 
 東レ戦かな?ラオくんがブロック着地してから、すぐセッターを横切ってスパイク決めたのかっこよかったな。身長高いから助走がほとんどいらないんだろうか。自分で拾って自分で打つのは見るけど、ブロック跳んでからすぐ打てるって、すごい身のこなしだ。
 
 調子がいい時の西田くんサーブは、あがるだけでありがたいや。レシーブ位置は良さそうなのに!と思わず敵チームのレシーバーを見てしまう。西田くん対策何するんだろ〜っていうのも各対戦チーム気になるポイントだなあ。カジースキさんもいるから、レセプションだけでなかなか大変そう。

すっかり中根くんファンに

 中根くん見たさにチケットとったので、二日間とも起用されて嬉しい!試合を見るたびに違う印象を受ける。都度、起用メンバーが変わってることも大きいんだろうけど、いろんな戦術やチームコンセプトがあるんだな〜ってますます中根くんから目が離せないや。
 
 東レ戦の勝利者インタビューでチームの勝因を「良いスパイカーが揃っている」と言うところも謙虚で素敵なんですが、「良いトスを上げれば良い試合ができるので、良いトスあげてます(笑)」と言い切るところもなんか好きだな〜と思いました。仕事人!って感じだ。
 その後に続く「良いスパイカーが揃いすぎてプレッシャーを感じる」「頑張ってトスをあげている」発言には笑った。せやろな、の顔になってしまう。
 
 それから、副審と接触した時に、ちゃんと礼儀正しく「大丈夫ですか?」と体を気遣うような謝罪をしてたのが記憶に残ってる。インタビューでも感じたことなんですが、とても腰が低いですよね。人間ができている。またひとつ株が上がってしまったな。

噂の浅野選手を初めて拝見しました

 色白ッ!メラニン色素あります?羨ましい透明感。
 冗談はさておき、本当に拾って・上げて・打ってとなんでもできる人なんだなあと舌を巻いてしまった。助走に入る時の前傾姿勢がとても綺麗。後ろに流れる両腕が翼みたい。よく跳ぶって言われてる選手は総じてフォームが美しい
 
 でもそれ以上にすごいなあと感じたのが、守備範囲の広さメンタリティでした。浅野さんとリベロの本間さんが並ぶと穴が無いな〜って感じがする。
 強打のレセプションで、まっすぐボールが上がったのが印象的だった。藤中選手を見た時も感じたことなんですが、上にボールを上げるって大事なんだな。たとえ返球が綺麗なセッター位置じゃなくても、ボールが高く上がってる分、時間的な余裕が生まれるのかなと思いました。素人感想です。
 
 綺麗にレシーブできなかった時にあちゃ〜って顔したんですけど、メンタル落とさないのが大人だなあ。すっと表情を切り替えてた。人間としての徳の高さを感じる。インタビューでも言及されていたけど、浅野さんってチームメイトの顔をすごくよく見てますよね。怖い顔してる選手には絶対声かけてるんですよ。さすが人事部や*2
 

東レアローズ

 本当に得点決めたら皆コートからいなくなっちゃうんだ〜!って笑ってしまった。凱旋パレードしてから定位置に戻ってたらそら配信カメラから見切れるわ!
 
 東レホットライン!思わず「は?」って声出るくらい速かった!他セッターのトスって、タイミングの速さや距離の短さで体感速く感じるだけで、球自体は意外とふわっとしてるものなんだな〜と思ってたんだけど、藤井くんのトスは本当に速すぎて目で追えなかった。気づいたらもうない。本ッッッ当に速い!
 
 ルジェ選手のプレーだと思うんですが、三枚ブロックど真ん中綺麗にぬいたときめちゃくちゃテンションあがったな〜。ブロッカーの腕ど真ん中を綺麗に抜いてた!すご!そして今回新たに星野さんのお名前を覚えました。よく得点する人だ。
 
 東レ応援団席以外からもお客さんからの声かけが多かったなあ。アウェーであれだけ声かけてもらえるなら、ホームゲームはもっとファンの熱がすごいんだろうな。

VC長野トライデンツ

 両日二試合ともおもしろすぎて笑いながら観てた。おもしろいチームだな〜!機会があれば今シーズン中にもう一回見たい。圧倒的に誰かが強いっていうより、何するかわからない人が何人もいるって感じがする。ネット際の小粋なプレーが楽しくて、何度も「やられた〜!」って思いました。
 
 ジェイテクト戦の神がかり的ブレイクが忘れられない。第2セットのツーアタックも痛快。テクトの応援してるはずなのに、ついうお〜!って言ってしまった。ネット近くなったボールをそのままダイレクトで叩いたのも湧いたな〜!あれは森﨑選手かな?矢貫さんと笠利さんが印象的な選手でした。あと池田選手もびっくりした*3
 
 矢貫さんプロフのよく聞く音楽が輪入道って、ラッパーの輪入道のことでいいんですか?急に親近感湧いてる。選手の好きな音楽のせてくれるチームは良いですね。VC長野はヒップホップ流行ってるのかな。

FC東京

 応援が賑やかでおもしろかった〜!ちょっとサッカーっぽい歌が耳に残る。私もハリセンほしい〜!入手しなかったことを後悔している。セット間に欲しい!って思ってもリカバリ効かないのが世知辛いところだ。
 
 VC長野戦第4セットの、打てなくてオーバーで返すだけの時に、6番の人がさらっと相手セッターにファーストタッチさせてるの痺れたな〜!ネット際の佐藤さんの安定感にも何度も湧いた。

迫田くんの魅力に抗えない

 もう本当に迫田くんのニューモンスター感にだいぶ心持っていかれた。気付いたら視線泥棒されてる。クレバーで堅実だけど、ポテンシャルは無限。とても底無し沼を感じています。
 
 ブロックする時にしゃがんで一拍置いてから飛んでたの最高だった。ああやってタイミング合わせてるんだなあ。それから、打てなくてアンダーで返すだけ、のシーンでも確実にパトリック選手(VC長野戦)にタッチさせてたんですけど、一回じゃなかったのでこれも狙ってるんだろうな。細かいところに技術が見えて良いなって思いました。視野も広そう。
 攻守共に見応えがあってとても良かった。スーパーレシーブもあったし、もちろん得点も稼ぐ。バランスが素敵。器用だな〜!
 
 後衛時にエンドラインいっぱいまで下がって構えていた記憶が強いんですけど、もはやコートの主って感じがした。主というにはベビーフェイスだけど。どっしりとした安心感。でも、あれはとるの無理だなって時に顔だけで見送る迫田くんも冷静すぎて笑ってしまった。いけそうな時はすぐダッシュするのに。
 
 不服な判定に物申してる時も非常に落ち着きがある。先輩方に肩ポンしてる迫田くん、貫禄がすごい。人生二周目?それなのに、よく聞く音楽が安室奈美恵って、何?
 彼を見ているとルーキーの定義を忘れる。迫田くんが気になって仕方ない。もうかなり推し選手になってしまった。

手原さんにはBRADIO聞いてほしい

 手原さんがレシーブとかセットをした後に、ズサササッて後ろに下がって周りの助走距離確保してるのかっこ良かったな。FCの人たちってコート内でどこに立つかの決め事が明確な気がする。戦術に明るくないのでこれはただの印象なんですけど、ボール返ってくる時にみんなが一斉に場所散らばるのがなんかかっこいいなって思ったので。
 
 ヒーローインタビューで「キャプテンとしてどうお考えですか?」と聞かれた時に、食い気味で「キャプテンは優磨なんで」って前置きする手原さん、そんなん泣くじゃん!!!とうるっときた。私は長友さんを生で拝見したことはないんですけど、YouTubeでハイステメンバーにめちゃくちゃ優しくしてくれたこと*4を後生大事に思っているオタクなので……。キャプテン復帰お待ちしてます。

観戦環境のアップデートを感じた

 いろんなことがアップデートされてて良かったな。私が見た限りは通路に立たれて見えないなんてこともなかったし、誘導スタッフさんもちゃんと配置されていて、物販列もスムーズ。
 それから、会場地図にちゃんと現在地書いてくれていたのが地味に助かりました。方向音痴は入口を見失いがちなんですよね。
 
 総じて、前回感じていたストレスがずいぶん減っていた。スタッフさんもお客さんの意識自体も変わってきてる気がする。私もあまり迷惑かけないように気をつけなきゃいけない。

感想まとめ

 また新たに推しを増やしてしまう観戦でした。二月いっぱいでリーグ終了が寂しく感じてしまう。同じものを好きな同志と一緒に応援するのは楽しいなあ。たまたま近くに座っている人のひとりごとで、どんな選手なのか知ったりするのも面白かったです。こういうのも現地ならではの経験ですね。また行きたいな。
 
 

*1:関係者・ファン問わず。

*2:果たして関係あるのか?

*3:鼻血……。

*4:漫画ハイキュー!!2.5次元舞台・通称ハイステで、バレー素人な俳優陣がFC東京に優しく指導してもらう、期間限定スペシャル動画が存在した。FC東京vs俳優チームのハンデ試合も開催。俳優チームの助っ人として長友キャプテンに入っていただき、無事勝利をおさめる。現在は非公開。

初めてVリーグに行ってみた in 徳島

 初めまして、VリーグジェイテクトSTINGSの徳島ホームゲームにお邪魔してきました。初観戦記念の備忘録ブログです。

まさかの初観戦が一人遠征に

 関西開催のゲームはどうしても都合が合わなくて、初観戦がまさかの四国一人遠征。もう少し近場から徐々に活動範囲を広げる予定だったのに。地理的に遠いと思っていても、意外に交通の便よかったりするんですよね。現代日本はハマりたてのオタクに優しいな。

漫画が好きでちょっと得したな

 どうせならテレビではあまり見たことがない景色を見たかったので、今回はアリーナエンド席を選択。ハイキュー!!の影山くんが「エンド側から試合を見るとセッターの面白さがわかる」と言っていたから、というのもかなり大きい理由です。チョロオタなので。
 
 ちょうどVリーグとハイキューがコラボ中なので、アプリチケットだと入場印がヒナガラスなんですよ。漫画がすきでちょっと得したな。自分の好きなものが繋がるって嬉しい。かわいいでしょって友達にすぐ自慢しました。

こんなに選手と距離が近いなんて聞いてない

 アスティとくしまは普段Perfumeイエモンのコンサートにも利用されていると聞いていたので、試合だと遠くて見えにくいかもしれないな〜なんて思いながら呑気に入場したんですが、いや、選手ちっっっっっっっっっか!!!
 
 コートがこんなに客席に近いって知らなかった。本当にもう、すぐそこに選手がいるんですよ。打球音や話し声がダイレクトに聞こえてくる。表情が見えるとかそんなレベルじゃなくて、自分の真ん前に選手が立ってる。近過ぎて萎縮してしまう……!
 画面越しじゃわからない熱気とか空気感が肌越しに伝わってくる。チームのコミュニケーションの密度とか、選手のすごい集中とか。そういう目に見えないもの。

生の迫力が本当にすごかった

 試合前の公式練習から、バンバン客席へ飛んでくる豪速球。椅子や柵に当たるたびに、鈍器で殴打したような音がする。こ、こわ〜!すご〜!なかなか味わえない非日常だ。命の危機を感じた。自分の身は自分で守らなければならない*1
 実際、スパイク練習のボールが近くの空席に当たって派手にバウンドしたんですが、ワンバンしても全然球威が落ちてない!これは本気で首に当たったらもげると思ったので、首の皮が繋がってるうちに実家の母親にLINEしました。だって四時間後に首もげてたら困るので……。
 
 でもすっごくわくわくする。才能と努力で磨きに磨いた技術を、こんなに近くで、肌で感じられるってすごいことだ。
 
 会場の空気感もすごかったな。ホームゲームだから、お客さんの大半がジェイテクトの応援をするんですよね。決まった時にドッと会場中の熱量が上がる。一体感も武器になる。「たくさんのお客さんに来て頂いて」と選手たちが言う意味がわかる気がする。だって、見渡す限りほぼ味方なんですよ。あれだけの人数に後押しされながらプレーするのは、すっごく心強いだろうな。会場全体がブースト機能搭載って感じだ。反面、プレッシャーでもあるんだろうけど。
 客側としても、大勢と一緒に強い共感を持つことはすごく楽しいし、開放的になる。ライブ、生感の良さ。一体感って不思議な高揚感があるじゃないですか。ホームで応援するって良いな。

テレビで観るのと全然違う!

 ボールの回転がはっきり見える!これがフローターサーブなのかな、とか。画面で見てる時はいまいち違いがわからなかったけれど、誰がどうボールに触れるかでこんなに速度や回転が違うんだ!と新鮮に驚いた。今まではいくら解説聞いても「どーせ経験者かアスリートしかわからんような微妙な変化やろ?知らんけど」と斜に構えてたんですが、あっ、これか〜!とピーンときた。人間の視力に感謝。
 画面越しは平面になって視覚情報量が削れるので、違いが見えやすいのは現地の良さだと思いました。解説はないので技術的な難しさはわからないんですけど、立体的に見えるおかげで違いはなんとなくわかるので。わかる!は楽しい。
 
 特にエンド側だと、うわっ今のサーブすっごい曲がった!とか軌道もはっきり見えて良かったです。同じく、完全にふかしてるサーブも。チームメイトが腕伸ばしたりしてサーバー隠すのも、ちょっと腕伸ばした程度でほんまに隠れんのかなって思ってたけど、めちゃくちゃ隠れてた。たしかにわからん。身長とかもあるんだろうな。なるほどな。選手と同じくらいの目線で、同じ方向から試合を見るっておもしろいな。
 
 セッターのトス、超〜〜〜綺麗だった!感動。たった一瞬触れただけなのに、びゅーんっと囮選手の頭上を通過するボール。緩やかな回転。その先にはちゃんと、助走を終えたスパイカーが空中で待っている。いつ相手コートとチームメイトの位置見てるんだろう。じいっと見てても、全然わかんなかったな。誰にあげるんだろうって毎回ドキドキした。
 バックトスフォームの背中の美しさ!曲げ半径測定させて!後頭部に目があるの?意味わかんないね。すごいね。あと、ここでくる〜〜?!?!というタイミングで超強気なツーくると、わっと高まる。トンデモ度胸と冷静さよ。その後、やり返しがくるとさらに好きになっちゃう。かっこよさが青天井だ。
 
 背面からだと選手の動きがよくわかるなあ。助走に入る人、ブロックフォロー構える人、後ろに押し込まれるのを予測してエンドラインまで下がる人。一瞬の攻防がいたるところにあって、とても目が足りない。ただ、どんなに頑張って見ていても、なんでそこにボール飛んでくるのがわかるの?!というレシーバーへの疑問は消えないのであった。

座席どこがいいか論争

 戦術考えながら観るなら、上から全景観る方がわかりやすいんだろうな。まんべんなくゲームを楽しみたい&配布物が欲しいならサイド側。チームの動きとか指令出してるディテールを見るならエンド側って印象でした。
 よりアトラクションっぽい楽しみ方があるのはエンドかな。ボールが飛んできやすい分、やっぱり迫力があるので。推しチームがネットの向こう側にいるセットがある分、推し選手ロックオンしたい方にはネックなのかもしれない。
 
 応援団席も座ってみたいなあ。やっぱり応援に熱入れて観ると、もっと楽しいと思うので。各々の応援も色が違っておもしろかった。お祭りだな。選手と同じように、応援団も戦いなんだなあと思ってました。援護射撃だもんな。

各チームの印象

 バレー知識ひよっこです。あまりお顔は記憶できてません。これから覚えます。覚え違いしてたらすいません。

サントリーサンバーズ

 試合中のリザーブの掛け声がとにかく元気で、すべてのスタメンを抑えて(笑)誰よりも早く喜入さんの名前を覚えてしまった。その後、俺?ってジェスチャーしながら交代に呼ばれる喜入さんにも笑った。公式HP見たらリベロになってるんですが、普通にスパイカー*2として出てましたよね?一体何者?
 
 14日ジェイテクト戦で序盤、ムセルスキーさんがあんまりノッてないのかな〜?って思ってたんですが、急にスイッチ入ったみたいに異次元の強さ見せてくる。
僕たち私たち、今から一番強い武器でバチボコに殴り合います!」みたいな応酬で、3〜4セット取り返してフルセットマッチに持ち込んだの、震えた〜!!!

ジェイテクトSTINGS

 西田くんはやっぱりすごい。圧倒的連続SAとったときのパフォーマンスに天性のカリスマ性を見た。インタビューの中身もしっかりしてるし、すごいな19歳。もはや鈍器のような打球。あのサーブを練習で受けなきゃいけないテクトやばすぎる。
 
 いけいけどんどん!な勢いのあるチームだけど、決して誰か一人だけが良いんじゃなくて、個々の力がそもそもレベル高いんだな〜!と思いました。テクト強っ!西田くん、カジースキさんもそうだけど、ラオくんとか他のチームメイトにもそれぞれにおおっとなるプレーがあった。
 
 個人的に、誰にトスあがるのか読めなかったチームって印象が残ってるんですよ。藤中選手のサーブレシーブで、高く跳ね上がったボールの落下地点には中根くんがいる、とか。あんまり専門的なことはわからないけど、藤中さんめっちゃあげるなあって思ってました。チームの安定感は、こういうところできっちり土台作れてるかどうかなんだろうな。リズムを作るレシーブなんだろうなって。あと、藤中さん何人いるの?!って混乱してたけど、今回兄弟対決だったんですね。
 
 中根くん。好きやろな、からの好きでした。お噂はかねがね伺ってたんですが、翻弄するトス回し。しかもブロックもするし、点もとる。インテル入ってる……?弓形に伸びるトスが綺麗すぎて見惚れた。え、もうかなりすごくめっちゃすき。
 そして小林みツー!きくん!もかなり気になる選手になってしまった。セッターばっかりやん!サントリー戦第5セットのツーセッター、珍しくてワクワクしました。
 
 試合後にサインボールをアンダーであげようとする西田くん、二回くらい天井の照明用鉄骨にぶつけて急転直下させてしまい、苦笑気味。ええ〜!嘘だろ〜!ってなってる西田くん、めちゃくちゃ普通の人でかわいかったな。三回目でようやくコートサイドまで飛んで行きました。
 
 お見送りの時、西田くんの周りだけ若干幅あいてたの笑った。そこがチームの0番立ち位置なの??大人組や西田くんが堂々と立ってるのに、若手選手たちがぎゅぎゅっとつめつめになってるのかわいかったな。群れの生活って感じで微笑ましかった。フォトタペストリーではみんな等間隔に立ってるのにね笑
 カジースキさんすっごい優しい笑顔で紳士〜!なのに、この人が「好きな言葉『キサマ!』」の人なんだ〜って思ったら、ふふってなっちゃった。おもしろすぎやろ。

JTサンダース広島

 地理が近いからかな?応援すごかった〜。点決まったときとか、派手でいいな。楽しいね。選手たちも深津さんを中心に、めっちゃ声出してる。タイムアウトとられた時、ちょっともう勝ちました感出てた。全体的にチーム力!って感じがある。まとまり?今回見た四チームの中で一番安定感を感じた。
 
 うわ〜!こういう時の小野寺くん!というナイスプレーに沸く。今まで、OHのお仕事なのかな〜と思ってたこともサクッと小野寺くんがやってしまうので、ポジションはチーム内の役割分担を円滑にすすめる指標であって、けっして技術の制限ではないんだな〜と思った。
 リベロの唐川さん、運動量すごかった〜!サイドラインでシャトルランしてるんか?ってくらい右へ左へ全部拾う。しかもちゃんとボールあがるの、すごいな〜!プロフィールの好きな音楽でthe pillowsのFunny Bunnyあげる人、好感度高いですね。

堺ブレイザーズ

 関田くんのトス!サーブルーティン!テレビで見たやつ!とテンション上がった。山本くんを始め、スーパーレシーブの多さ。相手サイドまで拾いに行っちゃう粘りが好きです。リベロとセッターのコミュニケーションの多さにも注目。いろいろ見えてるんだろうな。ずーーっと相談?してる。サーブ打ってもまだ喋ってるのすごいな?!って思ってました。視野の広さどうなってるの?
 
 堺といえば名物応援団と聞いてたんですが、お祭り感あって良い。楽しい〜!チアに混ざる団長にめっちゃ笑った。
 相手の勢いの時はうーん……ってなるけど、チームの集中力上がってくると本当にぐいぐい引き込まれる。崩れてても「いや堺は繋げますんで?!」みたいな気持ちになる。関西チームはついつい贔屓しちゃうな。

感想まとめ

 現地、楽しい!初めてだらけということもあって、何にでもいちいち感動してました。結末がわからないものを生で見る経験って、すごく特別。明日はもっと良いパフォーマンスをしてくれるかも!と期待してしまったら最後、もう推さずにはいられなくなっちゃう。

 観戦ついでに、小旅行もできちゃうな。ご飯も美味しいし。なんて言ってると、そのうち他の地域にも行ってしまいそうだ。
 もうすでに、熊本はまだ行ったことないなあ、なんて思いながら日程表を眺めてる自分がいる。現地観戦ってやみつきになっちゃう。そして気付けば増えているチケット。来月も楽しみだな。
 

*1:スタッフさんがいるので守られてはいます。

*2:レシーバーという扱いなのでしょうか